民主党大統領候補はこの人で行くしかないだろ

共和党大統領候補はネタ満載な人達ばかりでフリークショーの様相を呈していたわけだが、実は民主党もなかなかな人材を揃えていることが判明。といっても、いわゆる泡沫候補の方々。PCの厳しいこの国ではLesser-Known Candidatesと呼ばれるらしい。今日は民主党の泡沫候補Lesser-Known Candidates討論会に現れた謎の長靴おじさんが話題になっていた。なんとWashington Postにも取り上げられている。その長靴おじさんの立候補名はVermin Supreme。Wikipediaにも解説がある。

なぜ長靴を被っているのか理由は定かではないが、Wikipediaの写真と比べると今回の討論会で被っている長靴は丈が伸びているね。

感心するのは彼の喋り。原稿を読むわけでもなく、大きなはっきりとした声で堂々と語ってくる。ただし語っている内容はネタ満載で

  • 歯磨き法制定
  • 国民一人一人に子馬配布
  • 子馬を活用した経済構築(*1)
  • ゾンビ発電(*2)

などを主張している。

(*1)子馬を活用した経済(Pony Based Economy)構築とは?
2008年の大統領選挙の時から主張している政策。米国民一人一人が子馬を所有。子馬を使って移動し、物を運ぶ。これでエネルギーを大幅に節約できる。また子馬の排泄物から発生するメタンガスを用いて発電をしたり、農業の肥料を作ったりできる。こうしたエネルギー面だけでなく、連邦政府レベルで各子馬のID管理をすることで、情報技術分野でも雇用を促進できるという。

(*2)ゾンビ発電とは?
大量発生するゾンビでタービンを回して発電する…らしい。

その泡沫候補討論会の模様はこちらで観ることができる。長靴おじさんが圧倒的な存在感を見せているが、他の候補もなかなかのネタ揃い。共和党に行け!みたいな奴とか。そして感動するのは、こういうネタな皆さんに対して表情も変えずに真面目な質問をする記者達。さすがプロ。

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